– Why is recommended books “Ami child of the stars”–
地球の未来がわかるかもしれない?
こちらの記事のカテゴリー分けに少し悩みました。エコに興味がある方であれば、楽しく読むことができる本だなと思い、”エコニュース”に分類しました。
私は、読書は中学生のころからほぼしなくなりまして、今も読むのは苦手です。しかし、こちらの内容は最初から最後まで面白かったです。
あらすじは子供が宇宙人と出会うファンタジーの児童向けといったイメージですが、続編に入るとより深く、大人でも理解することが難しいかもしれません。
子供のおとぎ話かと思っていると、哲学や道徳や精神論な部分もあり、今の地球の問題点に詳しい人であればスッと入ってくる内容になっています。
私がこの本をおすすめする理由色々ありますが、現代人が解決するべき問題が色々と挙げられている点です。その内容を一つずつご紹介します。
また、信じるか信じないかは・・・ですが(笑)、山積みになっている今の問題を解決できなかった未来はどうなるのか、解決できた未来はどうなるのか、それも続編を読めばわかってくるので、それもお勧めする理由の一つです。
もし、少し内容が知りたいという場合は、Youtubeで朗読をアップしている方もいるので、少し聞いてみてください。
私が感じだ各シリーズの特徴をご紹介します。
アミ 小さな宇宙人
こちらは主人公とアミの出会いをはじめ、現状の地球の長所や短所が描かれています。また、他の星との生活の特徴もわかったり、結構ぶっ飛んだ内容になっています、笑。これを読んで、意味不明な本だと思った方は、医療や政治、国のしくみを理解してから読んだ方が、想像しやすいかもしれません。スピリチュアル的な要素も多いため、興味がある方は、続編の方が面白いかもしれません。
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こちらは、タイトル通り主人公が再び宇宙人に会うストーリーになっていますが、地球と同じような星が他にもあり、どういった運命をたどるのか、また、私たちはどうやって現状の危機を乗り越えていけばいいのか、などが会話の中に出てきます。また、人はどうして生まれてきたのかなど、壮大な観点で教えてくれます。
アミ 三度目の約束
主人公たちの結末と、今の地球についてをより掘り下げた話が載っています。今の地球には何が必要なのか、なぜ私たちは生まれてくるのか、宇宙の根源的な部分についてさらに深く語られています。
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占有と共有
占有と共有。これは、最初の「アミ 小さな宇宙人」で色々と述べられています。私たちは、各個人、又は各家庭で、家や車、洋服などを所有しています。しかし、アミたちが尋ねたとある星では、乗り物はみんなの共有物である、と説明している場面があります。
これって、少し今の地球と似てませんか?何が似ているかというと、昔はきっちりと車も家も服も一人(または一家族)の所有物でしたが、ここ10年ほどで変化してきました(特に都心を中心として)。家や家具などは、シェアハウスやサブスクリプションサービスで。車や自転車はシェアリングサービスで。洋服やバッグなどはメルカリやレンタルサービスで。こうしてみると、私たちの生活の中には、共有物が無意識のうちに浸透しています。あくまで、私の考えですが、将来的にはこの本のようなシェアリング生活になるのではないかなぁと考えています、笑。
戦争と平和
戦争と平和について、いろんな場面で描かれています。特に、続編の本に詳しく描かれています。つい最近も、アメリカがイランやイラクを攻撃しましたが、私たちは戦争に翻弄されていると思います。それも何度も何度もです。アメリカ市民も中東の市民も、戦争なんてしたくない気持ちは同じです。一体いつになったら、戦争が皆無になるのか、皆無になるまでは、私たちはまだまだ未熟である、ということを学ばなければならない、と思いました。
家族愛とエゴイズム
戦争と平和のテーマとも少し似通っていますが、家族を守るために、国を守るために、何かに境目をつけることは、守るという愛と同時に、何かを敵対する攻撃(攻撃体制)になります。しかし、それでも私たちは少しずつ昔と比べて、境界線よりも、みんなが1つになる(ワンネス)の力が強くなっていると思います。
その理由は、まず目に見えてどんどん進んでいく国際化社会です。
2つ目に、インターネットの拡大です。
3つ目は、先ほどもお伝えした、共有の家や乗り物です。潔癖症で、他人のものが使えない、という人は別として、シェアできるものが増えているということは、他人同士の交わりを許すということで、争いとは真逆の行動です。