消費税は10%(8%)じゃ済まない?

– Reasons to be adding over 10% or 8% tax for purchasing –

2019年10月から増税開始

さて、2019年10月1日より、消費税10パーセント(一部食品、新聞8パーセント)がスタートしました。私たちの生活にどれほど影響があるのでしょうか。
10パーセントと8パーセントの定義やしくみは、こちらの記事にまとめています。

消費税以上の値上がりが必要な理由

原料や部品も値上がりをする

 私たちが、着ている洋服や住んでる家、石鹸やトイレットペーパーなどの日用品、これらは、元々綿やポリエステル、紙や油など、様々なものが原料となってつくられています。メーカーは原料の仕入れから行い、製品を作って消費者へ届けますが、その過程ですでに消費税が何重にもかけられています。日本のシステムは複雑で、単純に課税がされない取引もあるようですが、すべてが免除されるわけではありません。

ー消費税8%時のスーツ屋さんでの会話ー

客

このスーツ気に入った!価格は・・?3万円?
つまり、8パーセントの消費税を入れると3万2,400円じゃのう。
もうちょっとまけてくれんかのう?

店長
店長

お客さんには税抜価格3万円で売っているけど、私たちは2万円でメーカーから仕入れているのよ。仕入れるときは消費税がかかるから、実際は2万1,600円を支払っているの。
 それに、人件費や運送費、色々差し引くと利益はかなり減ってしまうの。絶対に値下げなんてできないわ。
 まして、消費税が10パーセントになったら仕入額が400円も増えるのよねぇ・・・10月から値上げしようかしら・・・。

ーその後の、店長とスーツ工場の会話ー

店長
店長

消費税が上がっても、スーツの値段を上げたくないから、仕入れの値段もあげないでほしいんだけど、、、

工場長
工場長

そうは言っても、うちもスーツを作るための糸が値上がりされたら値段をあげるしかないんですよ。原料や運賃、光熱費が高くなるとスーツも値上げせざるをえないんですよ・・・。

 お店に行くと、こんな会話がたまにありますが、私たちは目に見えるぶんよりも、たくさんの消費税を支払っていることになります。このような会話が、日本中で起きていることは間違いないでしょう。
 

輸入品は、関税も消費税も払っている

 この話は、輸出入にかかわる人でないとあまり耳にはいってきませんが、輸入の際は「海外のものを輸入しますよー、国産の同じような商品に負荷をかけてしまうので税金を支払います」というお金です。
 ただし、ジャンルによって税率が違います。例えば、日本ではお米は十分に生産できています。なので、輸入品の米の関税を安くしてしまったら、中国産の安い米が店頭に並んでしまい、日本の米農家に大打撃をあたえてしまうんです。
 最近では、アメリカの牛肉の関税を2033年までに9パーセントまで下げることになりましたが、外国の安い牛肉が入ってきて、国産牛は高いままということになり、消費が落ちることが懸念されています。

 ここからが本題ですが、なぜか日本では輸入する際に消費税がかかります。海外ではどうなのかはわかりませんが、この消費関税は関税を足した合計の金額にさらに消費税を計算するものです。つまり、税金に税金をかけていることになります。
 輸入品も私たちの手に届くまでに、いくつも消費税がかかっているのが現状です。

(輸入品A + 関税) × 消費税 = 合計金額

どんなものが実際に値上がりしてる?

<吉野家>
10月に入ってから、10パーセント値引きが始まりました。15日までの期間限定なようです。基本的には外国産の牛肉がメインなので、コストは今後下がっていく可能性が高いです。

<サイゼリヤ>
こちらは、新メニュー表は基本的にはそのままの金額のようです。「ミラノ風ドリア」の299円(税込)も健在でした。合計金額が変わらないということは、税金は10パーセントに上がったため、商品自体は値下がりをした状態です。
 サイゼリヤもチーズや牛肉など輸入品が多いので、今後は原価が下がっていくのかもしれません。

<スーパーマーケット>
 持ち帰りなので、8パーセントと思いきや、日用品は10パーセントなのを忘れてました。レシートを見て気づいた図。笑

税率

 簡単にまとめてみましたが、 電車賃や配送料も上がるので身近に感じるかもしれません。 よくある「いつの間にか、あのお菓子小さくなってない?」的なことも起きてくると予想してます。この戦略は気づきにくいんですよね~。笑

増税の中で還元をする謎

期間限定でキャッシュレスポイント還元
 増税が始まりましたが、来年の6月まではキャッシュレスポイント還元などで還元される場合があります。が、期間限定で、しかも、今まで現金主義だった人は電子マネーやスマホ決済などへ切り替えてください、と言わんばかりの政策です。

マイナンバーカードを作ったら更に還元?
 また、マイナンバーカードを作ったら2020年から6か月間のみ、キャッシュレスポイント還元を利用すると、更に還元してくれる?という仕組みらしい、、、しかし、これは、マイナンバーIDと紐づけられての還元となり、私たちの行動が監視されることになる。
 マイナンバーカードを作らせて、今後の国民管理を見越した政策としか思えない。

以上2点を考慮すると、「スマホ決済やマイナンバーカードからの情報収集」が目的だと考えられます。私は多分利用しないです。笑

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